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旭川で亡くなった私の母であるが病になり自分が動けなくなると
生まれ故郷江差町を恋しがり、函館にある我が家の先祖代々のお墓でなく
自分が嫁ぐ前に建立した江差町正覚院にあるお墓に入ることを希望した。
父は異国シベリアハバロフスクに眠っているので・・・
未亡人を貫き通した母は婚家先の墓でなく実家の墓に入ることを選択。
私と姉は母の希望通り母の遺骨を母の生まれ故郷江差町の正覚院に納めたが
同じ道内とはいえなかなか出かけることが出来ずにいる。

数年ぶりで江差町へ息子の運転で母の眠るお墓に行くことが出来た。

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道の駅でお花を求めようと思いつつ・・売っているお店も見つけられずに
でもお墓の近くに八重桜が満開に咲いて心が和む。
母が眠る墓は少し苔むしていたがひっそりと静かに建っていた。
ご住職に挨拶し函館に赴任した息子が「おばあちゃんお盆にまた来るからね・・・」と


昼食は江差家でニシンそばを食べ、
趣のある店内に江差町の新しさを感じて

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母が恋しがった江差の海はさびれた漁村ではなく明るく
レジャーボートなどが停泊し、現代的なイメージにかわっていた。
カモメ島とよく話していた母であったが
そこにまでは時間がなく行けなかった。

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