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わが家にとって初めての孫が今春3月高校を卒業した。
当然大学進学を目指すと考えていたにもかかわらず、自分が行きたい大学は
自分の学力では無理。高校で推薦してくれる大学でやりたいことが
つかめないと自衛官を目指し自分を鍛えると宣言され・・・・
昨年の今頃から母親と祖母の我々は、なぜこの時期にと表立って反対もできず、「危険な仕事なので考えてほしい」と言った私に「ばぁちゃん仕事をすることはどんな仕事でも危険がついて来るんだよ」と逆に言われ、心で悩みながら、本人がきついから無理だと言ってくるかも?と淡い気持ちでいた。

4月~6月前期教育訓練を終え、7月~9月後期訓練に入って、
安全保障関連法で連日国会は白熱した場面がテレビで映し出され・・・・
自衛隊が他国の戦争に巻き込まれるとの議論に胸がつぶれる思いで
テレビを直視できずスイッチを消すことも多々あった。

インターネットで自衛隊を検索すると「平和を仕事にする」と
出ていた事を心で念じ、安倍総理の「不戦の誓いをより確かにする基盤」
との言葉を信じ、これからを生きる孫たちの世の中が、
「どうかどうか平和であってほしい」と祈りにも似た気持ちで
後期修了式に出席した。

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未熟児で生まれ、転勤族の父親とともに2~3年毎に違う地域に住んだ孫で
ひ弱な印象であったが・・高校3年間陸上で体を鍛え、自分の進路を自分で
選択し、挑戦する精神力の強さを今は認めて心から応援したいと思う。

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