毎年迎える「母の日」は自分が母で、そして亡き母に・・娘に戻る。
今年は何故か例年より私の母と夫の母を限りなく慕わしく思い出す。
実家の母と夫の母は今の私の年齢前後に相次いで亡くなった。
2人とも70歳を超えて間もなくから体調を崩し最後は寝たきり状態で
私達子供たちの介護を受けながら逝ってしまった。
子育てで忙しかった私たちは
別れに悲しみながらもほっとした気持ちだった。
今その年代になって・・子どもとして私は悔いなく母と義母に
心を寄せていただろうかと自分の心に問いかけてしまう。
親の愛情に慣れてしまい、
感謝の気持ちを忘れていた自分であったような気がする。
今はただひたすらに母と義母を恋しく懐かしく思い出す。
(娘A子より花束が届く)