葉っぱのフレディ イメージ 6
 
大きな木の太い枝に生まれた、
葉っぱのフレディのおはなし。

春に生まれたフレディは、数えきれないほどの葉っぱにとりまかれていました。
はじめは、葉っぱはどれも自分と同じ形をしていると思っていましたが、
やがてひとつとして同じ葉っぱはないことに気がつきます。
フレディは親友で物知りのダニエルから、いろいろなことを教わります。
自分達が木の葉っぱだということ、めぐりめぐる季節のこと...
フレディは夏の間、気持ちよく、楽しく過ごしました。
遅くまで遊んだり、人間のために涼しい木陰をつくってあげたり。
秋が来ると、緑色の葉っぱたちは一気に紅葉しました。
みなそれぞれ違う色に色づいていきます。そして冬。
とうとう葉っぱが死ぬときがきます。
死ぬとはどういうことなのか...
ダニエルはフレディに、いのちについて説きます。
「いつかは死ぬさ。でも”いのち”は永遠に生きているのだよ。」
フレディは自分が生きてきた意味について考えます。
「ねえダニエル。ぼくは生まれてきてよかったのだろうか。」
そして最後の葉っぱとなったフレディは、地面に降り、ねむりにつきます。
 
 
この季節になると20年前に発行されて感動した
「葉っぱのフレディー」絵本を思い出す。
わが家の小さな庭の樹木も葉っぱを落としてまもなく最後の一枚が
雪と共に眠りに着くのだろうと・・・

 
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七竈もすっかり葉を落として冷たい風にかさこそと
まるで生き物のようにささやく音がする。
予報ではまもなく
雪といわれているが・・・・・
 
 
 
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秋が盛りの頃紅葉した富有柿の葉っぱを美しく感じたが
命あるものの滅び行く最後の輝きにも似て・・・・
 
 
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