変形性膝関節症
関節の老化を基盤として、軟骨が磨り減ってくるのに伴い関節自体の変形も進行してくる疾患です。
この病気の場合、保存的治療(お薬、注射など)で症状の改善がなく、
日常生活に支障を及ぼす場合や、より高い生活活動を希望される場合に
手術を考えます。(病院の説明より)
 
十数年前から左膝に異常を感じて2008年7月人工膝関節の手術を
したのだが右ひざは大丈夫と・・・
しかし人間の身体は左右対称。左膝がシッカリしてきたら
右ひざが痛み出し、歩いてもバランスが悪くもうすこし旅行を
楽しみ生活活動をアクティブにしたいと・・・
悩みながらも両膝を人工関節に置き換える決心をした。
2008年に左膝でお世話になった評判の良いクリニックに入院。
 
スポーツするカラダとココロのクリニック
T整形外科クリニック
 
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このクリニックはわが家から至近距離であり院長が膝に関して
スペシャリストとして評判。
入院環境がとても良くベッド数は20床殆どが個室で4人の大部屋が1室だけ。
私のなによりもお気に入りがトイレ・・・
さすが整形外科・・どの部屋にも車椅子で入れるトイレが完備され、
各部屋に洗面台があり毎日シャワーが可能・・・
プロのお掃除の方が毎日きれいにしてくれる。
 
  画像左は手術前の右ひざ        画像右は人工関節に置き換えた右ひざ
 
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人工膝関節置き換え術
手術の方法は、軟骨の壊れた程度や変形の具合によりいくつかありますが、現在の症状には人工関節置き換え術が最適と考えます。
具体的には損傷した関節の部分を削り、人工の器械を挿入し、
からだのなかに使えるセメントで固定します。
これにより膝の変形が矯正でき、痛みは手術前の10分の1から
10分の2程度に軽減するのが期待できます。
手術により膝の動きは椅子からの立ち上がり動作には支障の無いところまでは
可能と思いますが、お座りは難しいと予想しています。
手術のあとは数日程度で歩行訓練やリハビリを開始し、
3~4週間程度での退院をめざします。(病院の説明より)
 
合併症(起こりうる可能性のある問題)
     感染(ばい菌がつくこと)
もともと皮膚の表面にいる菌が手術の際に入ることが多いです。
抵抗力の弱い人、糖尿病などの疾患を持っているひとに起こりやすく、
2~3%の頻度
     深部静脈血栓症(血管の中で血が固まり、別の場所に流れて詰まること)
手術に伴い身体を動かせないことや、肥満などの条件で発生し、生死に関る重篤な症状を起こすこともあります。予防として空気式のポンプ・弾性ストッキングの使用、血栓予防の薬物注射を行います。
     器械の破損や緩み
現在の時点では、感染などのことがなければ15年程度は大丈夫と考えています。
     創(きず)周囲のこと
創(きず)のまわりのさわった感じが鈍かったり、寒いときに痛むことがありますが、時間とともに改善していくでしょう。
 
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手術が終わり麻酔からさめて痛み止めとカチカチに凍った
アイスノンの助けを借り心のこもった看護を受けて
乗り切った1週間・・・リハビリが本格化する。
 
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次回へ・・・・・