源氏物語  
 中島みゆき「時代」の音源が流れます。
コロナウイルスで自宅にいます。本を読もうと・・・ 若いころ感銘を受けた本や
購入したものの難しくて読まずに段ボールに詰めたまま処分できずに
納戸に押し込んでいる本もたくさんあります。
何があるか探してみようかなぁ~と言う私の気持ちを察して最近新聞広告に載った中
で、私が興味を持ちそうなのをチョイスして何冊か注文してくれました。
その中に角田光代訳「源氏物語上・中・下」3巻がありました。
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「源氏物語」に関しては私には様々の思いがあります。
高校3年生古典で源氏物語の最初「帚木」に触れたころ
桐壷の更衣に寄せる帝の愛に奇異を感じ光源氏の出る章まで読む気も起らず
ただ受験勉強の一コマとして終わりました。
国文科に進んだ私は大学の図書館で「与謝野晶子訳源氏物語」を見つけて
初めの章を読んでみましたが、のめり込むほどの興味もわかず
言い回しの難解さと古語辞典を引く煩わしさに投げ出してしまいました。
社会人となり自分でお給料を貰えるようになってからも本好きは変わらず
顔馴染みになった書店主の勧めで「谷崎純一郎新々訳源氏物語」を
全巻買い求めたのです。
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昭和40年6月発行の初版本で各巻480円で全10巻別巻1冊です。
どうしても欲しいとは思わなかったのですが源氏物語全巻を持っていると
いうことに一種の自己満足であったと思います。
しかし谷崎潤一郎訳も若い私にはどうもいまひとつ夢中になれなくて
少し開いただけで読まずに私の嫁入り道具の一つとなりました。
それから数十年子供たちも独立し50代になった私は地元の図書館で
瀬戸内寂聴訳源氏物語を目にしました。懐かしくなり巻1を借りてきて
読んでみました。寂聴さんの訳が読みやすく年齢的にもよかったのでしょう。
次々と借りてきて全巻を夢中で読み上げました。
それまでの光源氏に対してのイメージも変わり、恋愛ものとして、そして
人間の業や儚さなどいつの時代になってもこれだけ人を引き付ける物語は
素晴らしいという認識を持ちました。

この際コロナウイルスで若いころ開いてもみなかった段ボールに入っている
谷崎源氏を出してきました。
その様子を眺めた夫は最近出た「角田光代訳源氏物語上・中・下」を
プレゼントしてくれたのです。
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とても読みやすく口語訳で高校生の孫Rにこの角田光代訳源氏物語を引き継ごうと
楽しく考えています。

hana

旭川もすっかり雪が消えました。
ご近所では車のタイヤ交換を男性軍が頑張っています。
我が家では軽自動車ですが重いものを持つことが嫌いな夫は
例年ディラ―にもっていきスノータイヤから夏タイヤに交換しているのですが
今年はすべて私にお任せだと宣います。
「それでは」とすぐ近くのオートバックスに予約を入れて交換してもらいました。

コロナウイルスが速く収束して春の日差し一杯ドライブしたいと思います。

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